
投稿者
trycomp 投稿日時 2009-3-8 12:24:56 (930 ヒット)
北朝鮮への「帰還事業」で渡航し、脱北して01年に日本に帰国した日本人妻(67)=東京都板橋区=が、自分の親族と偽って中国人の男女を不法に入国させた疑いが強まったとして、大阪府警は8日、この日本人妻と中国人4人の計5人について出入国管理法違反(不法入国など)容疑で逮捕した。府警は、背後に中国人ブローカーら「脱北ビジネス」を請け負う組織があるとみて調べる。
府警によると、脱北者の家族を装った不法入国の疑いでの摘発は全国で初めて。日本は国外からの難民や亡命者については、審査が厳しく受け入れ数が少ないとされるが、脱北した日本国籍がある人物とその家族は邦人保護の観点で受け入れている。身元を照会できる北朝鮮側の資料の入手は難しく、審査は口頭での確認が中心となっており、中国人らがこうした死角を利用したと府警はみている。
府警や関係者によると、逮捕された日本人妻は、斉藤博子容疑者。在日朝鮮人の夫(死亡)と日本で結婚し、1961年に夫と当時1歳の長女と帰還事業で北朝鮮に入国。北朝鮮でさらに5人の子どもを産んだという。
斉藤容疑者は00年ごろ、中国に脱北。01年8月、脱北の際に支援を受けた中国人ブローカーの指示で、長女になりすました中国人の女とともに日本に帰国した。さらに06年7月までに、次男、めい、長女の夫を北朝鮮から呼び寄せたと偽って中国人男女の不法入国を助けた疑いが持たれている。
不法入国したとされる中国人男女の本名や年齢は不詳だが、その後東京や千葉、埼玉で日本人妻とは別々に暮らしている。斉藤容疑者の実際の長女とめいは北朝鮮ですでに死亡。次男は現在も北朝鮮にいるという。
斉藤容疑者が昨年末、自ら不法入国にかかわったことを府警に告白し、事件が発覚した。府警の任意の調べに、「中国人ブローカーの指示で不法入国にかかわった。断れなかった」と供述したという。
脱北者支援民団センター(東京)などによると、外務省は脱北者受け入れの際、帰還事業で出国する際に記録した名簿をもとに本人かどうかを確認する。家族については家族構成や北朝鮮での生活実態を本人と家族に面談などで確認し、矛盾がなければ渡航証明書を発給して、入国が認められる。府警は、逮捕状が出ている中国人男女は、斉藤容疑者と口裏を合わせて入国したとみている。
外務省は朝日新聞の取材に対し、「脱北者を受け入れる際には、本人確認を行うが、確認方法については、事柄の性質上、詳細は差し控える」とコメントした。(朝日新聞・板橋洋佳)
http://www.asahi.com/national/update/0307/OSK200903070089_01.html脱北家族偽装 中国人容疑者、母国に1500万円送金北朝鮮から脱北して帰国した日本人妻が、自分の親族と偽って中国人を不法に入国させたとされる事件で、中国人が日本から1500万円以上を中国に送金していたことが大阪府警などへの取材でわかった。府警は、中国人らが出稼ぎ目的で偽装入国を図ったとみている。府警は8日、日本人妻の無職、斎藤博子容疑者(67)=東京都板橋区相生町=と、中国人4人を出入国管理法違反(不法入国など)の疑いで逮捕した。
外事課によると、逮捕された中国人は、40代とみられる氏名不詳の女=同区東坂下1丁目▽池青松(チー・チンソン、46)=同▽自称、金孝月(キム・ヒョウォル、47)=同▽自称、金哲権(キム・チョルグォン、38)=住所不定=の4容疑者。氏名不詳の女と池容疑者は斎藤容疑者の長女夫婦、孝月容疑者はめい、哲権容疑者は次男になりすまして01年8月〜06年7月に入国。その後も日本と中国を行き来していたという。
斎藤容疑者は、06年7月に孝月容疑者の不法入国を手助けした疑いがある。氏名不詳の女と孝月、哲権の各容疑者は06年7月〜今年2月に不法入国して在留した疑い。池容疑者は孝月容疑者を不法入国と知りながら自宅でかくまった疑いが持たれている。
府警によると、斎藤容疑者は調べに「北朝鮮から中国に渡ってから、(逮捕された)氏名不詳の女の家に半年間ほどかくまってもらった。脱北で世話になったので言われるままにやった」と供述し、孝月、哲権両容疑者とともに容疑を認めているという。氏名不詳の女は「私は日本人」と供述するなど、池容疑者とともに否認している。府警は中国人4人が親族で、池容疑者と氏名不詳の女が一連の偽装入国を主導したとみている。
捜査関係者によると、氏名不詳の女は池容疑者とともに千葉県柏市を拠点に風俗店で働いていた。これまでの捜査で、01年以降に11回、計約1200万円を中国に送金していたことが確認されたという。
また関係者によると、孝月容疑者も約2年半前から東京都新宿区の韓国料理店で勤務し、計約300万円を中国に送金したという。同店の経営者(38)によると、孝月容疑者は「脱北してきて兄弟がまだ北朝鮮に残っている」と周囲に話しており、中国に金を送る理由について「兄弟を呼び寄せるために1人あたり300万円ほどかかる。中国に送金すると、そこから仲間が北朝鮮に送ってくれる」と話していたという。
http://www.asahi.com/national/update/0308/OSK200903080040.html不法入国事件 「1人は知らぬ中国人」脱北日本人妻が供述 脱北者の親族を装った不法入国事件で、入管難民法違反(不法入国幇助)の疑いで逮捕された無職、斉藤博子容疑者(67)が、不法入国を手助けした中国人1人とまったく面識がなかったことが9日、大阪府警への取材で分かった。府警は、斉藤容疑者が帰国後も次々と中国人を呼び寄せた詳しい経緯を捜査している。
捜査関係者によると、斉藤容疑者は脱北後、北朝鮮人ブローカーに池青松容疑者(46)=不法入国者蔵匿容疑で逮捕=と妻の40代の女=不法入国・不法在留容疑で逮捕=に引き合わされた。池容疑者の自宅で数カ月間かくまわれた後、2人の求めに応じて40代の女を自分の長女と偽装し、一緒に帰国した。
池容疑者は約2年後の平成15年8月に短期滞在で入国、日本で40代の女との婚姻届を提出。40代の女は斉藤容疑者の長女と偽っていたことから、日本人配偶者を得た池容疑者に永住資格が与えられたという。
池容疑者ら2人は千葉県を拠点に風俗関係の仕事をしながら生活する一方、斉藤容疑者に親族の不法入国の手助けを依頼。16年11月に金哲権容疑者(38)=同=を、18年7月に金孝月容疑者(47)=同=をそれぞれ斉藤容疑者の次男とめいに偽装して呼び寄せた。
斉藤容疑者は府警の調べに対し、金孝月容疑者について「全く知らない中国人だった」と供述。しかし、脱北者の支援団体に「めいが脱北した」などと虚偽の説明をして支援を求めていたという。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090309/crm0903091202010-n1.htm頻繁に中国渡航=不法入国の女、脱北偽装事件 北朝鮮から脱出した日本人妻が親族を装った中国人を不法に入国させた事件で、日本人妻の長女を名乗る氏名不詳の女=入管難民法違反容疑で逮捕=が来日後、中国に頻繁に渡航していたことが9日、大阪府警の捜査で分かった。府警が詳しい事情を調べている。
府警によると、女は日本人妻斎藤博子容疑者(67)の長女として同容疑者とともに2001年8月に来日。03年8月に正規に入国した夫の池青松容疑者(46)と風俗店で働いていたという。
この間、女は何度も中国に帰国。府警は女が今年2月、日本人を装って不正に取得した旅券で入国した容疑で逮捕した。女は40代とみられ、「わたしは日本人」と容疑を否認している。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009030900285脱北日本人妻を逮捕、親族装い入国の4中国人も 帰還事業で在日朝鮮人の夫とともに北朝鮮に渡り、脱北して帰国した日本人妻が、自分の親族と偽って中国人を不法入国させたなどとして、大阪、千葉両府県警は8日、日本人妻の無職斉藤博子容疑者(67)(東京都板橋区)と、中国籍の男女4人を入管難民法違反(不法入国など)の容疑で逮捕した。脱北者家族を装った不法入国の摘発は全国で初めて。斉藤容疑者は脱北直後に中国で、男女4人のうち夫婦の2人に一時、かくまわれていたといい、「世話になったので言われるままにやった」と容疑を認めているという。
斉藤容疑者の供述によると2001年2月に朝鮮人ブローカーの手引きで脱北。中国東北部・延吉市に案内され、中国人夫婦宅にかくまわれた。同8月の帰国の際、夫婦から偽装入国をもちかけられた、という。
府警の発表によると、夫婦のうち、氏名不詳の40代の女が「長女」になりすまし、斉藤容疑者とともに「帰国」。2年後、女の夫の池青松容疑者(46)が中国人として正規入国して「長女」と結婚、「日本人の配偶者」として永住者となった。さらに、04年11月と06年7月に、いずれも女の親族とみられる自称・金哲権(38)、同・金孝月(47)両容疑者が、脱北した「次男」「めい」として相次ぎ来日したという。
公訴時効(3年)の関係で、斉藤容疑者の直接の逮捕容疑は、孝月容疑者の不法入国のほう助になるなど、中国人らの容疑も3年以内の犯行に限られた。長女を名乗る女は「私は日本人」と否認している。
昨年12月、府警に匿名の情報提供があり発覚。内偵捜査していたところ、斉藤容疑者が府警に出頭、不正への関与を告白した。
斉藤容疑者は1961年に在日朝鮮人の夫(死亡)と長女とともに北朝鮮に渡り、現地で子供5人を出産。実の長女とめいは、すでに死亡、次男は北朝鮮にいる。帰国後、実名を公表し、日本人妻の早期帰国実現を訴える運動にかかわっていた。
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090309-OYO1T00240.htm?from=top