
投稿者
trycomp 投稿日時 2009-1-14 1:00:59 (900 ヒット)
70年に日航機「よど号」を乗っ取って北朝鮮に渡った元赤軍派メンバー、若林盛亮容疑者(61)=国外移送略取などの容疑で国際手配=の次男(14)が13日、北朝鮮から北京経由で関西国際空港に到着した。メンバーらの子供の帰国は20人目で、次男は最後の1人。北朝鮮に残るのはメンバー4人と日本人拉致事件に関与したとして国際手配されている妻2人となった。
帰国に同行した支援団体「救援連絡センター」の山中幸男事務局長によると、次男は94年に北朝鮮で生まれ、2歳で日本国籍を取得。北朝鮮では一般の子供たちと一緒に就学し、両親から日本語を学んだ。今後は大阪市内で中学に編入して高校進学を目指すという。
午後5時50分の定刻に到着した次男は、黒いジャンパーにジーンズ姿。うつむき加減で無言だった。山中氏は「(次男は)飛行機も日本も初めてなので昨日から緊張していた。既に帰国している子供たちと会えばなじむと思う」と話した。
一方、北朝鮮にいる父親の若林容疑者は10日、毎日新聞の電話取材に、メンバーらの帰国について、子供全員の帰国で「最終的な段階に入った、しっかりやっていこう、と(メンバーや支援者で)話している」と説明。昨年10月に米国による北朝鮮へのテロ支援国家指定が解除されたことにも触れ「日本政府は新しい状況の中で主体的に判断して取り組んでほしい」と話した。
【ことば】▽よど号事件▽ 70年3月31日に赤軍派メンバー9人が羽田発福岡行き日航機を乗っ取り北朝鮮に渡った事件。9人のうち2人は海外や日本国内で逮捕され、リーダーの田宮高麿最高幹部ら3人は北朝鮮で死亡したとされる。子供の帰国は01年に始まった。今も北朝鮮に残るのは、若林盛亮容疑者をはじめ、小西隆裕、赤木志郎、安部公博各容疑者らメンバー4人と若林容疑者の妻(旧姓・黒田)佐喜子、故田宮最高幹部の妻・森順子両容疑者の計6人。妻2人と安部容疑者は日本人拉致事件に関与したとして国際手配されている。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090114k0000m040062000c.html「残る核心部分」 よど号グループ帰国問題 北朝鮮に残るのはハイジャックと日本人拉致の両事件で国際手配されている6人だけとなり、よど号グループの帰国問題は「核心部分が残った」(警視庁幹部)格好となった。メンバーは変わらず帰国の意思を示しているが、見通しは立っていない。
支援者はハイジャック事件から40年となる来年までに(1)若林佐喜子容疑者(54)(2)森順子容疑者(55)(3)メンバー4人−の順で帰国させたい意向を表明している。メンバーは昨年10月、平壌市内のよど号グループの事務所で山中事務局長と面会。帰国問題について話し合っている。
しかし、6人の帰国は現実味を帯びてこない。昨年6月の日朝実務者協議で北朝鮮側は、よど号グループの引き渡しに協力することを約束したが、その後、交渉に進展は見られない。また、よど号グループは拉致への関与を否定し、「拉致容疑での逮捕状の撤回」を帰国の条件としたままだ。
松木薫さん=拉致当時(26)=の姉、斉藤文代さん(63)は「彼らは日本が恋しくて帰りたいというが、私たちの家族だって日本に帰りたいと思っている。拉致について話すなら帰国してほしいが、(真相を話すとは)期待していない」と話す。
メンバーは現在、平壌市内で外貨商店を経営するなどして比較的、裕福な生活を送っているとみられる。
一方、平成13年5月から始まった子女の帰国は、今回ですべて終了した。子女は14〜31歳になり、山中事務局長によると、それぞれ東京や大阪で大学生や会社員などとして生活しており、中には結婚し出産した者もいる。北朝鮮の6人とは普段は電子メールなどで連絡を取り合い、長期休暇には渡朝して直接、会っているという。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090113/kor0901132006007-n1.htm高沢 皓司
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