投稿者
trycomp 投稿日時 2007-7-14 4:29:54 (954 ヒット)
10日から始まった日本政府提供の短波放送「ふるさとの風」。日本時間午前1時から30分、日本語放送。午前2時から30分が朝鮮語放送。どちらもイギリスの送信会社を利用している。日本での受信状況は、日本語放送は非常にクリア。朝鮮語放送はそれに比べてかなり落ちる。もともと北朝鮮にいる日本人拉致被害者、あるいはその情報を持っている人に向けての放送なのだから、日本国内での受信状況は悪くてもいい。短波は指向性が強く、目的の地域の方向に向けて送信するものである。つまり日本でよく聞こえたからといって、北朝鮮でも同様に聞こえるとは限らないということである。恐らくは日本語放送と朝鮮語放送、北朝鮮での受信状況は逆になっているだろう。
特に最初の放送(10日午前1時)の日本語放送は、東京タワーから送信してるのかってくらい明瞭に聞こえた。今も程度の差はあるが、日本全国でよく聞こえている。それにくらべて朝鮮語放送は聞き取りにくい。かなりの差があるのだ。「どうして日本語放送はこんなによく聞こえるんだ?」「そりゃ政府広報の一環だから・・・」こんな会話がされていたり、する。
「
MT Shortwave Central 」というブログに下記のような情報が記載されている。
Effective July 9, 2007 via VT Communications broker.
1600-1630 on 97×× TAI 250 kW / 045 deg to North Korea
1700-1730 on 98×× TAI 100 kW / 002 deg to North Korea
(時間はGMT)
VT Communications は、イギリスの送信会社。台湾から送信されているのだが、日本語放送と朝鮮語放送では、出力が全然違う。朝鮮語放送は半分以下である。さらに、送信の角度が2度と45度とかなり違う。なぜこんなに異なるのだろうか。日本語放送は日本向けに送信している、と考えるのは間違いなのだろうか。「北朝鮮を刺激しないようにやる」というのが「ふるさとの風」の基本方針らしいが、それを実証するデータである。
締めの部分(7/11録音、この日は受信状況はあまりよくない方)