??署名・募金活動??

救う会・家族会とは無関係の団体です。

  国際人文交流協会
  北朝鮮拉致問題解決国民会議
  北朝鮮拉致被害者救済協議会
  北朝鮮拉致被害者救済 全員を救う会


 

 家族会・救う会は7/6、街頭募金の類似団体に注意を呼びかけました。
  類似団体名乗り募金活動 拉致家族会が注意呼び掛け(産経)
  拉致家族連絡会、街頭募金の類似団体に注意呼びかけ(読売)
  家族会・救う会、名称似せた団体の募金に注意呼びかけ(朝日)
  拉致被害者:救う会の名前かたり募金活動 家族会が注意(毎日)
  NNNニュース(日本テレビ)(7/6)動画
  NHKニュース(7/6)動画
【記者会見より】
  心ある人たちの気持ちを踏みにじって、どういう使われ方をしているか分からない募金活動をする団体に憤りを覚える。(蓮池透さん)

私も有楽町で類似団体に出くわしました。どういう団体だろうと思って前に立ったが、私の顔を知らなかった。本当に被害者を助けたいということからしている事ではないと思う。(増元照明さん)

 

 

国際人文交流協会(「救う会首都圏の会」「愛の架け橋」)
   
  この団体は当初、「救う会首都圏の会」と名乗っていましたが、救う会から抗議を受け、その後この名称は使っていないようです。現在は、「拉致問題を考え行動する市民の会・愛の架け橋」と名乗っていることが多い。「世界青少年育成協会城西支部」も同一かと思われます。「三宅島災害救援」を名目にして募金活動をすることもある。
   
     
   
  ◆ 動画ファイル  http://freett.com/mondai/mov.htm
   
   

  ★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2003.3.20)より 抜粋
   
 

■ 首都圏で行われている街頭カンパ活動について
 最近、首都圏で「救う会全国協議会 首都圏の会」を名乗る街頭署名・募金活動が なされています。「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会) 」には「救う会全国協議会 首都圏の会」という団体は存在しません。この活動は 「国際人文交流協会」が行っているものですが、西岡力・全国協議会事務局長はその 代表者に「救う会全国協議会 首都圏の会」を名乗る活動は救う会の活動と誤解され 迷惑だから認められないと伝えてあります。
 彼らは救う会に加盟している「救う会青年の会」のホームページから無許可でコピー したビラを配布しているという事実も判明しています。また、募金を求める方法が強 引だという苦情が多数、救う会事務局に寄せられています。現場で募金を集めている 人間が「西岡力・全国協議会事務局長の許可を得ている」と話しているとの報告もあ りますが、そのような事実はありません。
 ここで「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」とし て、「救う会全国協議会 首都圏の会」「国際人文交流協会」は本会とはまったく関 係ない団体であり、今後、「救う会全国協議会 首都圏の会」「国際人文交流協会」 が集めたカンパは本会は受領しないということを、明らかにします。また、本日午後 5時半、FAXで「国際人文交流協会」に送付した通告文を公開します。
通 告 文
国際人文交流協会殿
東京都練馬区豊玉中3-16-13-101
 あなた方は首都圏で「救う会全国協議会 首都圏の会」を名乗る街頭署名・募金活 動をたびたび行っています。私たち「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全 国協議会(救う会)」には「救う会全国協議会 首都圏の会」という団体は存在して いません。西岡力・全国協議会事務局長は数度にわたり、「救う会全国協議会 首都 圏の会」を名乗る活動は「救う会」の活動と誤解されるので認められない、と伝えて います。また、あなたがたが街頭で配布している「ブルーリボン運動」と題するビラ は、「救う会」に加盟している「救う会青年の会」のホームページから無許可でコピー したビラを配布しているという事実も判明しています。募金を求める方法が強引だと いう苦情が多数、「救う会」事務局に寄せられています。現場で募金を集めている人 間が「西岡力・全国協議会事務局長の許可を得ている」と話しているとの報告もあり ますが、そのような事実はありません。
 ここで「救う会」は、「救う会全国協議会 首都圏の会」は「救う会」とはまった く関係ない団体であり、今後、あなた方が集めた募金を「救う会」は受領しないとい うことを公表します。また、あなた方の募金活動に「救う会」の署名用紙を利用する こと、さらには先日提供した救う会のポスターと柏崎で撮影した「家族会」・「救う 会」とあなたがたとの写真等を街頭で使用することを中止することを強く求めます。
平成15年3月 20日
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
東京都文京区目白台3-25-11
会長  佐藤勝巳
事務局長 西岡力

http://www.sukuukai.jp/houkoku/log/200303/03-03-20.htm


   
 

6月21日、日本テレビ「報道特捜プロジェクト」において『誰が?何のために?・・・街頭募金の謎』が放送されました。「国際人文交流協会」原田直ニ理事長はインタビューで、1ヶ月間の募金額は約100万円、3月から6月まででおよそ400万円程度集まっていると答えています。このうち45万円を寄付しているが残りは諸経費だと述べています。約9割が諸経費になってしまう募金活動。しかし、実際に街頭でbきん活動をしている人間は、募金者に対して全額を「家族会」に寄付すると言ってます。

西岡さんは、この団体からは「過去も現在も未来も一切受け取らない」とはっきりとおっしゃっていました。

このテレビ放送以後、この団体が「拉致被害者救援」という名目で募金活動をしているとの目撃情報は一時なくなっていましたが、またいくつか出てきました。懲りない面々です。

   
   
  目撃談:6月18日 恵比寿
ブルーに白抜き文字の幟に書かれた、「愛の架け橋」だけはシッカリと確認しました。また、看板には御家族などの写真がベタベタ貼られておりました。 彼ら三人の格好は、ブルーの野球帽、ブルーの半袖ポロシャツ風、どちらも糊がかかったような真新しさでした。 若い男の方で、署名をする60代後半の女性一人。(すでに5人の署名あり)
私「あのぉ、家族会や救う会と、どのような関係をお持ちになってのご活動ですか?」
若い男「あ、あ、あのぅ、アチラ(と反対側の男たちを向きながら)で…」
私「どうして、あなたは答えられないの?」
若い男「あ、ですからアチラで…」
私「なんかへン。あなたも何かに共鳴して、こうして活動なさってるんでしょ? だったら、あなただってキチンと答えられなきゃおかしいじゃないですか」
署名中の女性、手を止めて聞き耳をたてている。
私「あっ、そうかぁ。間違うとこだった、ブルーに騙されるとこだったわ。そうかぁ…、コレってさ、今、ネットで評判になっている、もしかして偽物?」
若い男「に、偽物ってなんですか?」
私「家族会や救う会に関係あると見せかけて、署名・募金活動をしている団体かぁ、って意味だけど」
若い男「ですから、アチラで…」
私「自分の活動を説明できない人がやってる、それだけでも信用できないわ」
署名中の女性「偽物かも知れないなら、署名だけにします。(私に向かって)その方がいいですよね?」
私「署名って、本名と御住所をお書きになるわけですよね。あとで何に利用されるか分かりませんしねぇ…」
若い男「利用などしません」
私「ふ〜ん、そうですか。利用しないんですか、ふ〜ん」
   
  目撃談:6月28日 新宿
 新宿駅南口から西口にいって空が見えるあたりに「拉致問題の署名をお願いします」といっている人がいました。一人でしたし、 いかにもあやしげだったので近寄らないで通り過ぎました。
 その後に「偽物の団体が横行している」と聞いて納得した次第です。 団体名はわかりませんが(今思えばきちんと確認してくればよかった のですが、出張中で会議にむかう途中だったのでデジカメもあり ませんでした)HPにのっていた国際人文交流協会の写真をはりつけた もの「返せ同胞を」というのと募金箱の雰囲気がそっくりでした。
 私は岩手県盛岡市に住んでいますが、当地ではまだそのような 不逞の輩はでておりませんが、もし出たときはすぐにご連絡しますし 当地でもそのような団体にひっかからないように啓蒙運動をしたい と思っております。 (香月様よりの投稿)
   
 
   
 

7/19 日本テレビ「報道・特捜プロジェクト」

 

国際人文交流協会
3月頃から新宿を始めとして都内、近郊で活発に「募金活動」をしていた団体。拉致事件だけでなく「三宅島救援」でも活動している。前回の放送で、理事長の原田直一氏は9割程度が諸経費であると悪びれることもなく証言していた。
ボランティア活動の専門家(日大教授)の話しでは、共同募金の場合、経費は1割以内と決まっているという。「他の募金の場合でもこれに準じるのが普通。9割が経費などといういのはもうボランティアとは言えない。詐欺行為ではないか。」
この「国際人文交流協会」の活動は前回放送以後、新宿西口では見かけなくなっていた。しかし、名前を変えて他の場所で活動していることがわかった。その一つが「明るい政治を目指す・舟町グループ」(「拉致はテロだ!」などと書かれた黄色の幟と青い幟)。

国際人文交流協会の元関係者の証言。
「より多くの募金を集めるためには同情をかうお年寄りが不可欠」
ある日の集計をした内部文書によるとこのお年寄り、午後3時までに18万4千円を集めている。
この団体のある日の活動後、募金活動を手伝っていた女子高生に1万円札と千円札がリーダーから渡されていた。この女子高生は誰かの伝で来ている。このお金はアルバイト代。
6月9日、この団体が中野駅前で「募金活動」した際の伝票。ある人の場合、募金額35546円。備品代1000円を引いた半額16770円が日当として支給されていた。

国際人文交流協会にはいくつかの班がある。これはフランチャイズ方式なのである。
班の班長になるには本部から備品を購入する必要がある。
旗1本1万円。 たすき一本1万円。 コート4千円。 募金箱7千円。(この募金箱は東急ハンズで投書箱として販売されているもので金額は4500円)
これらを人数分(最低5〜6人)購入しなくてはならない。初期費用として50万程度はかかる。班長は、その日集まった金額からメンバーに対して50%を支払う(備品代として千円徴収)、そして30%を本部に上納する。残りの20%が班長の取り分となる。例えばメンバー6人、平均3万集めたとすると、合計が18万円。メンバーに84000円、本部に54000円、班長の取り分が42000円となる。

 

 

国際人文交流協会のトップは今まで理事長が表面に出ていたが、実は「会長」と呼ばれる人物がいるという。理事長は給料制。この会長には2億近い金額が行ってるのではないかと元関係者は証言する。この会長に関しては詳細は不明。名前も含めて報道されていない。
警察庁でも関心を持って事態を見ているという。番組に出ている  河上和雄元東京地検特捜部長は、「1件1件の金額は少ないし、募金者の名前がわからない、人数が多いなど手数はかかる。しかし警察が本気になれば詐欺罪で検挙出来る。するべきである。」と言っている。

 


 

北朝鮮拉致問題解決国民会議(「北朝鮮拉致被害者救援基金」)
   
  7月現在、一番活発に活動している団体。主に新宿西口(地下・地上)。立て看板には、「北朝鮮拉致被害者救援基金」の名称も使われている。7月10日、日テレ「情報ツウ」で代表へのインタビューや活動風景が取り上げられました。12日頃から活動が中止されている模様。7月14日、テレビ朝日「すーバーモーニング」で、元活動員の証言が放送されました。『集めた募金の半額が日当となる』5月の一月で46万円の収入(募金額は92万円)。
   
     
   
  ◆ 動画ファイル  http://freett.com/mondai/kokuminkaigi.html
   
  ◆音声ファイル  http://nyt.trycomp.com/hokan/image/kaigi.ram(路上で流しているテープ)
   

 

 
【植島幹六氏】
団体の代表として出てくる「うえしまかんろく」という人は 千葉県下で20年位前にあった「東大セミナー」という学習塾の校長 だと思います。(珍しい名前なのでおそらく間違いないと思います) 船橋市在住の私も当時、この学習塾に通って高校受験をしましたが、 当時は千葉テレビなどで受験勉強講座などの番組にも出演していました。 今はその学習塾も存在していません。(よろよろ 様より投稿)


【日時・場所】6月23日(金) 新宿駅小田急前
【状況】 16:00頃
『また、16:00頃に隣りの小田急百貨店の前で、若い男性とその団体が口論していました。 その男性はおそらく「偽物だろ」と指摘していたのだと思います。 2mほどまで近づいたのですが、あまりの雑踏に声があまり聞き取れませんでした。 その男性は携帯で団体の写真を撮っていたので、おそらく報告があると思います。
ところで、こういうのを目撃したときはどうすれば良いですかね? たくさんの人が署名しているのを横目で見ながら「あぁ・・・・」と 思うだけで、なんだかもどかしいですよ。 』

   
   
  私が抗議していたのを見ていた方がいたみたいですね。当事者(笑)として簡単に報告します。
会ったのは今日(2003/06/13) 16:00頃、新宿西口の小田急百貨店前です。中年の男女二人で、「北朝鮮拉致問題解決国民会議」と名乗り、署名簿と募金箱を持っていました。写真の1が女性のほうです。抗議を始めると先方は責任者を呼んできました。写真2です。つまり合計で三人。
署名と募金の行き先を聞くと、署名は国会に提出する、募金は家族会に渡す、と答えました。家族会は受け取らないことに決めている、と指摘すると「そんなこと聞いてない」。ブルーリボンは持っていましたが、団体のビラやチラシの類は持っていないようでした。連絡先を教えろ、としつこく聞いても「あなたに教える必要はない」と答えず、逆に「妨害だ」とのことで警察を呼びました。
警官には「抗議なら上の人間に言わないと無意味だから」「連絡先は交番で教えるから」と事なかれ主義的に対応されたので、交番まで行って道路使用許可証を見せてもらいました。代表者は植島幹六、連絡先の住所は新宿区西新宿7-17-6第三和幸ビル3Fです。
その後、内閣の支援室にも電話しました。問題そのものは把握しているようです。昨日は「船の科学館」の近辺にも別の団体が現れた、などと話してくれました。拉致被害者を食い物にするなんて許せない、規制は無理でもマスコミを通じて注意を呼びかけるぐらいのことはしてくれ、と言っておきました。
   
 
   
  【日時・場所】6月27日(金) 新宿駅西口地下
【状況】16:20頃。
ご婦人が署名していたので、割って入り、代表の植島氏は?と聞くと、さっきまでいたが今はいないとのこと。 「救う会も家族連絡会も受け取らないと言っているではないか」「いい加減に止めろ」「千円返せ」と詰め寄ると、 運動員のおばあさん、ブルーリボン運動のチラシを出してきて、「60にもなって、詐欺などやりますか」「失礼なこと言うな」「事務所に電話してください」と、議論かみ合わず。 言い争っている間、年配の男性がどこからか現れ、先日の日テレの番組を見たのか? ご婦人に対して、「救う会はこの募金を受け取らないと表明している」と言うことを説明してくれていた。 そのご婦人が募金したかどうかは、不明。
   
  【日時・場所】6月下旬 渋谷
【状況】 朝、遅めの出勤時に渋谷のマークシティ側からJR渋谷駅に渡る横断歩道で信号待ちをしていたところ、陸橋の橋脚たもとで50-60代くらいの女性がゼッケンのようなものをつけようとしているところだった。なにげなく見渡すと、すでにゼッケンをつけている署名板を持った中年〜熟年女性と男性がちらほら。なんとなく怪しいなあと思って見ていた(実家に宗教の関係で様々な新興宗教の勧誘がくるので、「なんとなく怪しい」というアンテナが備わっています)。
さきほど、勝谷誠彦氏の日記経由でこちらを拝見し、わたしが見た人々と非常に匂いが似ているので、うろおぼえながらご報告させていただいた次第です。なお、渋谷駅付近ではハチ公前広場と、今は閉館した東急文化会館側近辺でも、同じ要旨で署名活動をしている人々を見かけたことがあります。 (Mmc様より投稿)
   
  【日時・場所】7月初旬 新宿西口
【状況】新宿西口に出没するニセ募金詐欺集団を退治しに友達と探しに行きました。
のぼりは立っていなかったものの10名近くの募金箱を抱えた人達を発見。
近寄ると‘おばさん’というよりも‘おばあちゃん’。
「署名をお願いします」と近寄るばあちゃんに、「オタクらニセモノでしょ」
と宣戦布告。
「ちがいますよ、ちゃんとしてますよ」
「この前、テレビでやってましたよ。募金から経費ひいてるんでしょ」
「そんなことしてませんよ、私達はこのようにちゃんと・・」
と言って郵便局の振込用紙を見せて来ました。
口座記号番号 00110−1 739670
加入者名  北朝鮮拉致問題解決国民会議
「救う会もお金を受け取っていないと言ってるし、こんなとこに振込んでこの
お金どこに行くんですか!この中から日当も取ってるんでしょ!詐欺じゃない
ですか!」私の剣幕に、ばあちゃんはその場から立ち去ってしまいました。

   

一方、友達の方は更に熱い戦いをしていたようで、署名しているOLに「この
人達ニセモノですよ」と忠告。「えーそうなんですか、じゃあやめときます」
と署名欄を黒く塗りつぶすOL。この忠告作戦で2組を阻止した後、一味のお
っさんに「何をするんや、警察行くかー」とすごまれ退散。
機会があればまた退治しに行きたいと思います。 (nono様投稿)
   
 
   
左端の写真のように募金箱の入った袋が数カ所(班ごとになっているらしい)にまとめて置かれています。それぞれの袋に個人名が書かれています。ワゴン車で運ばれこのようにまとめて置かれます。活動する人は電車でやってくるらしく、ばらばらにやって来ては自分の名前の書かれた袋から募金箱を取り出し、ゼッケンをつけ活動開始です。袋の数から見て、数十人。西口地下と地上で活動していました。相変わらず署名簿には金額欄があります。募金をするとブルーリボンを渡していますが、このブルーリボン、のり付けではなくホッチキスで止めてある安直なものです。のぼりは一本も使用していませんでした。真ん中の写真のように募金に応じる人は女性が多く、かなりの数の方が応じています。活動している方は中年から老人と言っていいような男女。
募金総額はもうかなりの金額になっているのではないでしょうか。非常に組織だった活動をされています。募金の明細も発表されるべきではないでしょうか?
   
 
 
アルバイト活動中?
   
 

7/14 テレビ朝日「すーバーモーニング」

1,募金の行方が不明。
  国民会議代表「専用の口座を作り、基金(自分達で勝手に作った基金)の口座に積み立てている。
  (Q:現在のお金は宙ぶらりん?)
  そうです、 現在300万(5月末)。こっちの口座に順次移している・・・」
 
   

2,集めた募金の半額が日当に。。。
  元関係者「半分は日当として払われる。まぁ、アルバイト。ただでと言われても、私はできませんよ
  (Q:1ヶ月どれくらい手元に入った?)
  40万前後でしたかね。
  (Q:後ろめたさは?)
  私は別になかった。それが募金に繋がれば・・・」
  レポーター:几帳面な方でちゃんと書いているんですが、5月1ヶ月で46万余り

  

3,内閣支援室の室員の名刺が使われている
  6月10日に国民会議の代表が支援室に現れる。そこで名刺交換が行われた。
  この名刺の拡大コピーが募金活動で使われている。「家族会」「救う会」は募金を受け取らないと表明。
  そのために内閣支援室が使われたと思われる。
  募金の際、どこにお金が行くのかを聞くと、無言で支援室の名刺の拡大コピーを見せる。
  支援室が実際に名刺が使われているのを確認。使用しないように勧告。まだ使われている。

政府が虚偽募金に注意呼び掛け(7/8)
政府は8日、北朝鮮による拉致被害者家族会などに似た団体名を名乗る団体が「内閣府の承認を得て活動し、寄付金も内閣府に渡している」などと虚偽の事実を並べて募金活動をしているとの情報が寄せられたことを受け、「政府とは一切関係がない」として注意を呼び掛けた。
政府は、内閣官房の拉致被害者・家族支援室などが被害者や家族への支援関連業務を行っているが、署名や募金活動をしている各種団体を認可、指導したり、募金を受け取ることはない。
http://www.sankei.co.jp/news/030708/0708sei134.htm

   
 

7/19  日本テレビ「報道・特捜プロジェクト」

まず、「北朝鮮拉致問題解決国民会議」
6月から新宿西口で我が物顔に「募金活動」をしていた団体です。この団体は、新宿だけでも20人から30人で活動しています。募金活動が終わると「撤収」して西新宿の雑居ビルの事務所に集合。そこでは、代表の植島幹六氏が大きな声で「個人の一位が平日、○○さ〜ん、2位が××さん、3位が□□さん」と集めた金額の多い順に発表、全員の拍手(詐欺団体やマルチ商法などでよく見かける光景ですね)。

 

 

 

 

この植島幹六氏にインタビュー。この人、背広の胸に国会議員バッジらしいものをつけているがもちろん議員ではない。
「一日当たり、最近では少ない時に4、5万。多い時に10万くらいです」
「今までに集まったのは300万くらい」
しかし、基金と称する通帳には73万程度しか入金されていない。残りの金額はどうしたのか?という質問に「活動するのに車が必要ですから。株式会社カンロク名義で車を購入しましたから、その費用とかがかかっている」
新宿で活動している人は署名・募金した人に「全国協議会に送っている今までに200万くらい送った」と言っているが、植島幹六氏は「今まではまだ一銭も送っていない」と平気で答えている。もちろん「救う会」「家族会」は一銭も受け取らないと表明している。
この団体で募金活動をしないかと勧誘された女性の証言。「集めた金額の半分は自分のものになる。一日に1万円にはなると言われた。自分達の日当になるなんて募金した人が気の毒」
この件に関して植島幹六氏は電話インタビューで否定したが、その後、この事務所からもいなくなり、新宿からも姿を消している。
一日に4〜5万、多い時で10万という金額も過小申告である。新宿での活動をちょっと見学していれば、一人で最低3万程度は軽く集めていたであろうことがわかる。

 


 

北朝鮮拉致被害者救済協議会
  船の科学館付近で目撃されることが多い。
   
   
   
  6月15日、船の科学館の付近
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「救う会の方ですか?」と質問したら、募金箱を持っていた女性(50代位?)は「いえ、救う会や、蓮池さんたちの家族会とは違って、ボランティアの団体です。この募金はNPOを通じて、家族会に渡します。」と言われました。
ビラは、配ってはいなくて、「連絡先を教えて下さい」と言ったら代表者の名前が入ったビラを署名用紙の下から出して渡されました。
団体は
「北朝鮮拉致被害者救済協議会」と名乗り、
事務局長:小林○○
事務局:03-5×××-××××
東京都豊島区南長崎×丁目××番×号
だそうです。
特徴は、ノボリを立ててタスキをかけているのですが、「北朝鮮 拉致被害者を救う」になってます。以前、〜〜救う会と表記していたのを、「会」を不自然に消してます。たすきは塗りつぶしてあり、ノボリは写真の様に「会」の部分を畳んで見えないようにしています。
5〜6人(皆50代位、男女半々くらい)で、間隔を置いて独りづつ立っており、署名板の下に、募金箱を持っています。募金箱には拉致関係の記事(横田さんの記事)が貼ってあり、透明なビニールの袋が正面についていて、その中にブルーリボン(募金するともらえると思われる)が収納されています。特に統一した服装をしている、というのは無く、皆私服でした。同じ帽子やTシャツを着用している、というのもありませんでした。 帰り、17時30分過ぎ頃に、ふと駅から駐車場を見ると、その団体一行が赤い車にノボリ他を積み込んで、撤収している姿がありました。
工作船の見学、という事で拉致問題に関心が有る人も大勢いると思います。実際に、署名や募金してる人もいました。
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この「北朝鮮拉致被害者救済協議会」さんは、ご自分達でも言っているように「救う会や蓮池さんたちの家族会とは違」います。「募金はNPOを通じて家族会に渡す」というのもちょっと不自然だと思います。なぜ、「北朝鮮拉致被害者救済協議会」として渡さないでNPOを通すのか? そのNPOとはいかなる団体なのか? 募金活動をする以上、それらの点をはっきりとすべきでしょう。
   
 
   
  6月22日(日)、小熊英二・上野陽子「癒しのナショナリズム」ですっかり有名になった、「史の会」の企画で、船の科学館に北朝鮮工作船の展示を見学に行く。(参加者30名強)
まるで小学生の社会科見学会といったカンジ。
ゆりかもめの1両はほぼ団体貸し切り状態。
(ガヤガヤうっるさい、静かにしろ。その他一般乗客の皆様失礼しました。)
船の科学館駅の橋上からみると、いるいる。
何がって、あの救う会のニセモノですよ。
K君(「癒しのナショナリズム」に登場するK氏のこと)通称「史の会の暴力装置」「ブルドッグ・ポチ」は、いきなり目をランランと輝かせて、科学館入り口の青い幟旗とそのまわりにいたあやしいおばさん2名にトップギアモードで突進。血気盛んな若者数名もこれに続く。
「癒しのナショナリスト」約20名も、彼らの後にのそのそと続き、おばさん達を完全包囲。
「おまえ達は、救う会のニセ者だな。」
「集めた募金はどこへ持っていくつもりだ。」(募金箱は千円札で一杯)
「家族会も救う会も、こうした募金は受けとらないといってるぞ。」
「サギ師。非国民。」
「放送された、日本テレビの番組(報道特捜プロジェクト)を見なかったのか。」
「顔をみせろ。」
「責任者は誰だ。」
みな、カメラを向けてフラッシュを焚く。
この集中奇襲に、おばさん達は完全にパニック状態。
K君を持っていた携帯電話で殴る。
「今、暴力をふるわれましたね。これはれっきとした犯罪ですよ。」
(K君はやけに冷静)
「俺もみた。証人になるぞ。」
「しっかり撮影したぞ。」とデジカメの写りを確認する者。
とうとう、たまらずにおばさん集団は、船の科学館入り口から駐車場へと全力で逃走した。
駐車していた車で逃走を図ろうとするこの一味を約30名がまた完全包囲。
癒し系の1名が携帯で110番通報。
船の科学館のガードマンも駆けつけてくる騒ぎに。
 

 


 

北朝鮮拉致被害者救済 全員を救う会
   
  代表者名:「田川博之」
  (見せてくれたスタッフのマニュアルらしきものに記載)
幟:黄色い布に手書きの黒字で「北朝鮮拉致被害者救済」
  (幟の字は下手。北朝鮮拉致被害者救済と大書した脇に「全員を救う会」とも)
人員:中年男女6人。衣服のテーマカラーは黄色のよう。
   白い募金箱(紐はブルー)を首から下げている。
署名簿:住所氏名と「カンパ」金額欄あり。1000円と書いている人多数。
アナウンス:「拉致被害者救済です。よろしくお願いします」。テープ?
その他:ブルーリボンを手渡したり、渡さなかったり。
募金:署名を求めてきた女性に「この寄付金はどうするのですか?」と尋ねると、ぼそぼそと「被害者の……あの、家族の会というのがありましてね、そちらへ毎日届けています」
*家族会は事務所を構えている訳ではない。いったいどこに毎日届けているのだろうか。
*この団体の署名・募金活動の画像を求めています。ご協力よろしくお願いします。
*国民会議と類似点も多いですね。有楽町で目撃。
   
   
   
目撃情報等は下記フォームより
http://nyt.trycomp.com/cgi/mpmail/form.html

 

類似団体の疑問
 
Q:警察は取り締まれないのか?
  現在、募金活動は何の許可も入りません。ただ道路を使用するための「道路使用許可」さえ取っておけば可能です。これは募金の行方などには関知していません。ただ、歩行者の行方を遮って募金を強要したりすれば道路交通法違反です。実際に類似団体に直接抗議をし、近くの交番にも取り締まりを求めた方が何人もいらっしゃいますが、「道路使用許可」があるので取り締まることは出来ないと言われています。
Q:類似団体は、緑の党なのか?
 

日本テレビの「報道 特捜プロジェクト」が「街頭募金の謎」というタイトルで放送しましたが、ここで2つの団体を取り上げていました。一つ目が、拉致被害者救援を掲げている「国際人文協会」で、2つ目に取り上げた団体が「日本ボランティア会」です。この「日本ボランティア会」が、「緑の党」と同一の団体です。こちらは、「三宅島救援」だとか「阪神大震災救援」だとかを名目に募金活動をしています。「緑の党」は、ドイツなどの環境政党の緑の党とは全く関係ありません。この「緑の党」は「日本労働党」などとも近く、共産党からは「毛沢東盲従集団」などと言われています。つまり「緑の党」は中国や北朝鮮にシンパシーを感じている団体であり、間違っても「北朝鮮による拉致被害者」の救援などはするはずがないのです(いや、金になると思えばするかもしれませんが・・)。「日本ボランティア会」として街頭で三宅島のために集めた募金は、そのまま「緑の党」に寄付されてしまいます。「緑の党」があらためて三宅島のために寄付していると言ってますが、信用出来ません。この点に関して放送の中で弁護士が「詐欺」ではないかと言ってました。
日テレの番組を見た方の中には、この2つの団体の話しがごっちゃになってしまっている方がいるようです。少なくとも現時点では、「緑の党」は、拉致事件被害者救援での募金活動はしていないようです。(だから「緑の党」はいいと言ってる訳ではありませんが)

Q:救う会や家族会は募金活動をしないのか?
  そもそも「署名活動」であって、「募金活動」ではありません。蓮池透さんが町田の講演会でおっしゃったように募金箱を首から提げて活動をするようなことはないのではないでしょうか。ただ、じゃ、署名活動の際、募金を一切受け取らないのかと言うとそんなことはないだろうと思います。6月27日に名古屋で行われた地村保さんと浜本雄幸さんが参加された署名活動で、以下のような体験談をいただいています。
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地村保さん、そして浜本雄幸さんが署名を呼びかけてらしたので道を行く人たちは足をとめ、熱心に署名していました。署名をした人たちにはブルーリボンが手渡されました。そして「カンパはどこですればいいのですか」と地村さんたちに尋ねる人も多くいて、地村さんは「署名だけで充分ありがたいです」と答えてらしたのですが、カンパをしたいという人がどんどん増え、その場で箱が作られました。
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首から募金箱をぶら下げて、署名した人に「募金もお願いします」などと言うことは絶対にない、という認識でいいのではないでしょうか。
   
  *このQ&Aは皆様から頂いた情報をまとめたもので、「救う会」や「家族会」の見解とは無関係です。誤解のないようお願いいたします。
   
   

 

 


このページは、電脳補完録の制作です。「救う会」「家族会」とは無関係です。

 

「ネット発 声を挙げよう」さんにも詳しい情報が掲載されています。
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