7割は青木直人氏の書き下ろし。青木直人氏渾身の一冊。
2008年に廃止が決定している対中ODAが、「我らが安倍政権」で復活する。その筋書きが第5章でトレースされている。多国籍企業化した財界の利益と国益の対立が、特に東アジアにおいては今後もますます先鋭化していくとの指摘は重要である。
本書には、「北京五輪を支援する議員の会」の全メンバーリスト、 「アジア開発銀行」「世界銀行」対中援助最新リストなど初公開資料も多数掲載されている。
拉致問題に関心を持つ私にとっては、昨年から何度か救う会、家族会が訪中していることが気になっていた。何のために、何故訪中しているのか。その謎を解く鍵も本書にある。その訪中が成果をもたらすことはない。
この本は恐らく一般のメディアで詳しく紹介されることはないだろう。多方面に都合の悪い事実が多く書かれすぎている。それだけ「中国の黒いワナ」が張り巡らされているということであるのだが。
中国の黒いワナ (別冊宝島Real 73)
posted with amazlet on 07.09.18
青木直人 西尾幹二 佐藤優
宝島社 (2007/08/09)
売り上げランキング: 1039
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なるほど
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